「SPIRAL 木戸修展」

日本橋髙島屋 6F / 美術画廊

終了しました

アーティスト

木戸修

木戸先生は、1950年、石川県輪島市に生まれ、1976年に東京藝術大学大学院美術研究科彫刻専攻を修了されました。ステンレスを中心とした金属彫刻の可能性を追求し、国内各地で多数の展覧会に作品の発表を続け、ビルの一隅や公共施設に設置する屋外彫刻も数多く手がけておられます。また、1986年より母校の東京藝術大学彫刻科で教鞭をとり、後進の育成数々の研究プロジェクトの企画運営にも携わってこられました。
制作活動の初期には幾何図形から立体への転換、そして立体物の中に螺旋形状を見出し、さらに螺旋構造をもつ作品とそれらの作品が存在する空間との関係性の探求に、一貫して取り組んでおられます。自作のプログラミングによる緻密な計算式を元に設計図を描き、手仕事により成形されていくそれらの作品は、生命の細胞にみられる基本構造、時間や空間の永続性を感じさせる形など、根源的な美しさを感じさせます。
高島屋では2006年以来、2回目の開催となる今展では、80年代より追求してきた「螺旋」をテーマにした作品を一堂に展観いたします。

スケジュール

2020年6月10日(水)〜2020年6月16日(火)