「ゲンロンカオス*ラウンジ新芸術校第5期最終選抜成果展『プレイルーム』」

終了しました

2020年3月1日(日)から3月2日(月)まで、思想家・東浩紀が創業した株式会社ゲンロンとカオス*ラウンジの共同事業であるアートスクール「ゲンロンカオス*ラウンジ新芸術校」第5期の選抜成果展「プレイルーム」を開催いたします。これまで新芸術校では、2019年9月から2019年12月にかけて毎月1回、受講生によるグループ展を開催してきました。グループ展では主任講師である黒瀬陽平氏のほかに、それぞれ椹木野衣氏、飴屋法水氏、八谷和彦氏、宇川直宏氏をゲスト講師にお招きし、講評会を行いました。

本展は、サバイバルを勝ち抜き、各展から選抜された優秀者8名と、敗者復活にて選抜された3名からなる選抜成果展となります。また、今期からキュレーションを担当する「コレクティブリーダーコース(CL コース)」が設立され、本展では主任黒瀬陽平氏とCLコースの受講生がともにキュレーションを行なっています。展覧会タイトルである「プレイルーム」は、参加作家のプランの中に様々な形式の「部屋」が描かれたことに由来し、これまでの新芸術校を通して繰り返し現れる「慰霊」や「家族」といったテーマ、そして「新芸術校」そのものを表象する言葉として選ばれました。

展覧会を通してゲンロンカフェが、部屋という空間、領域でなければ不可能な、個別で親密な儀式や祈り(pray)と同時に、徹底的に創作され演出された行為(play)を観客に提示する複数の「プレイルーム」が立ち現れる空間となります。また、今回選抜成果展に選ばれなかった生徒による裏成果展「裏庭バロック」が同じく五反田にある、「ゲンロンカオス*ラウンジ五反田アトリエ」にて同時開催されます。こちらも是非併せて足をお運びください。

これまでの展覧会と同様に、選抜成果展でも講評会の開催を予定しています。審査員は「美術手帖」編集長である岩渕貞哉氏、ワタリウム美術館CEOの和多利浩一氏、アーティストのやなぎみわ氏、田中功起氏、主任講師で「カオス*ラウンジ」代表の黒瀬陽平氏の5名です。講評会の模様はニコニコ生放送のゲンロン完全中継チャンネルで無料生中継いたします。
出展作家: 小笠原盛久 / 小山昌訓 / 菊谷達史 / 鈴木知史 / タケダナオユキ / 平山匠 / 藤井陸 / 繭見 / 三浦かおり / 山﨑千尋 / ユゥキユキ
キュレーション: 黒瀬陽平 / 海老名あつみ（CL課程）/ NIL（CL課程）/ マリコム（CL課程）
[関連イベント]
最終選抜成果展講評会
日時: 2月29日（土） 16:30~18:30
審査員: 岩渕貞哉 / 田中功起 / やなぎみわ / 和多利浩一 / 黒瀬陽平
※会場参加は友の会上級会員および受講生のみとなります。講評会の様子はニコニコ生放送にて無料中継を予定しております。

スケジュール

2020年3月1日(日)〜2020年3月2日(月)