終了した展覧会・イベントです

obキュレーション展「neo wassyoi」

Hidari Zingaro
終了しました

アーティスト

あきつかおる、冨岡想、庄司理子、さめほし、ミヤタナナ、齊藤拓未
2010年頃にイラストSNS「pixiv」の登場を契機に新しいアートシーンが日本で芽生えました。
まるでお祭りのように次々と若手画家が現れ、ネットとギャラリーの双方を行き来して活動していました。仮想と現実の狭間を漂う自由な想像力はゆるやかに繋がり、私obはpixivで出会った作家達と「wassyoi」というキュレーション展を3度開催しました。
あれから10年が経ちました。デジタル技術が成熟した現代では描画技術の水準も高度となりましたが、あえて”絵画”を表現している画家はむしろ珍しい印象があります。軽やかなインターネット・コミュニケーションが大多数となった今、身体的な感覚表現はどのように考えられているのでしょうか。

先日開催したob個展「螺旋と春」では、コロナ禍が本格化して来場できない方のために毎日ライブペイントを配信しました。会期中に行ったイベントで若手作家さんとじっくり対話したことでイラストにも絵画にも偏っていない未分化な感性を探求したくなり、キュレーション展を開催する流れになりました。
しかし緊急事態宣言発令によって開催の時期は未定に。コロナ禍だからこそできることを模索するネット配信を21~25歳の10人の参加作家と毎日実施しました。他者と触れ合うことが憚れる風潮において、ネット上の対話で自己を更新していった作家は何を見出したのか。この展覧会はポストコロナ時代の経過発表であると同時に、イラストと絵画の中間領域の可能性を新しい未来に向けて「wassyoi」するものにしたいと思います。

スケジュール

2020年6月26日(金)〜2020年7月17日(金)

開館情報

休館日
イベントにより異なる
入場料無料
展覧会URLhttps://zingarokk.com/gallery/hidarizingaro/exhibition/6463/
会場Hidari Zingaro
https://zingarokk.com/gallery/hidarizingaro/
住所〒164-0001 東京都中野区中野5−52−15 中野ブロードウェイ 3F
アクセスJR中央線・総武線中野駅北口より徒歩5分
電話番号03-5345-7825
関連画像

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