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高見澤峻介 「Screening Organon」

CASHI
終了しました

アーティスト

高見澤峻介
*新型コロナウィルス感染症の流行により会期途中で臨時休廊とさせていただいておりました、高見澤峻介個展「Screening Organon」を2020年6月20日(土)、21日(日)、27日(土)、28日(日)の4日間のみ再開致します。

高見澤は、「発電」などのプリミティブなメディアを通して、映像・通信技術などの社会基盤の本質に迫る作品を生み出してきました。

彼の「発電」方法は、ゼーベック効果を利用した非常に原始的なものです。ゼーベック効果とは、温度差を与えることによって金属に電流が流れる現象のことで、熱電効果の一種です。彼はこの効果を利用し、ペルチェ素子と呼ばれる半導体に、蝋燭の炎という温熱源と水や空気という放熱源による温度差を与え、電圧を生じさせます。その電圧が、日々収集した電子部品やアルミ缶、シングルボードコンピュータなどを組み合わせて構築した高見澤の「器官(organ)」を駆動させ、デジタルイメージやウェブページが鑑賞者のもとに届くとき、普段当たり前のように享受される社会基盤や、目に止まらぬ早さで行き来する情報の物質性が浮き彫りになるのです。

本展では、昨年の四谷未確認スタジオでの個展「Screening Organon」(2019年、キュレーション:布施 琳太郎)にて展示された作品をアップデートするとともに、ドローイングを数点展示いたします。この機会に是非ご高覧頂きたく、ここにご案内申し上げます。

スケジュール

2020年6月20日(土)〜2020年6月28日(日)

開館情報

時間
11:0019:00
休館日
月曜日、火曜日、水曜日
備考
土曜日・日曜日のみ開館
入場料無料
展覧会URLhttp://cashi.jp/lang/ja/exhibition/2785.html
会場CASHI
http://cashi.jp/
住所〒111-0053 東京都台東区浅草橋5-6-12 1F
アクセスJR総武線浅草橋駅西口より徒歩5分、都営浅草線浅草橋駅A3出口より徒歩8分、東京メトロ日比谷線秋葉原駅1番出口より徒歩9分、JR秋葉原駅昭和通り口より徒歩12分
電話番号03-5825-4703
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