大谷郁代「パステル・距離と存在」

日本橋髙島屋 6F / 美術画廊

終了しました

アーティスト

大谷郁代

このたび大谷郁代氏の個展を開催いたします。大谷氏は1981年大阪府に生まれ、2000年大阪市立工芸高等学校美術科洋画コース卒業後、2004年広島市立大学芸術学部美術学科油絵専攻を卒業しました。

以前から取り組んできたパステルと木炭を使用し、自己流の技法で描く作品は柔らかく温かみを感じられます。モチーフは猫、バレリーナ、子ども、女性像、薔薇、静物画など幅広く描かれますが、今回はこのような世の中の状況により、気軽に出歩いたり人に会ったり出来なくなった期間を経て、大谷氏自身が改めて、存在の物理的・精神的な距離や日常への感覚が鋭敏になっていくのを感じ、同じモチーフを描いていても、そこに生まれる心の距離がより密になり、その存在に重みが増していくような思いで描いています。

30号から3号まで約25点の発表予定となります。

スケジュール

2020年12月2日(水)〜2020年12月8日(火)