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「蘇る日々 静かに時は流れ 小杉小二郎展」

美術愛住館
終了しました

アーティスト

小杉小二郎
小杉小二郎(1944~)は、長きにわたるフランス滞在を経て独自の画風を築いた、日本の画壇において独創的かつ個性豊かな洋画家の一人です。画家・小杉放菴を祖父に、美術史家の小杉一雄を父に、工業デザイナーの小杉二郎を叔父に持つ小杉小二郎は、幼い頃から絵に親しみ、一度はデザインの道へ進みます。24歳の時に本格的に画家を志し、画家・中川一政に師事。師に伴ってフランスへ旅行後、同年、単身にて渡仏しました。現地の風土に馴染みながら、身近にある花や人形や水差し、骨董品などをモチーフにした静物画、パリの街角、駅や空港、運河などの風景を描いています。その表現は、古びた瓶に生命を吹き込み、パリの街中を静寂さで包み込む、大人のためのメルヘンをリリカルに描く小杉小二郎の絵画世界でもあります。冷たく無機的なものにも、なぜか人の温もりを感じさせる、穏やかで瀟洒な表現は、日本とフランスの両国において高い評価を得てきました。本展では、小杉小二郎が描く静物画や風景画の中でも代表的な絵画23点と、オイルオンペーパー9点、そして遊び心あふれるオブジェ3点を展示いたします。包み込まれるような深い色に彩られ、どこか懐かしさのある玩具や人形たち、そして謎めいた魅力のある風景の数々をどうぞお楽しみください。
[関連イベント]
1. 作家によるギャラリートーク
日時: 2月22日 14:00〜15:00
登壇者: 中沢義則(日本経済新聞社編集局文化部編集委員)
2. 学芸員によるギャラリートーク
日時: 3月8日、3月29日 各日14:00〜14:30
※詳細は公式ホームページよりご確認下さい。

スケジュール

2020年1月30日(木)〜2020年4月12日(日)

開館情報

時間
11:0017:00
休館日
月曜日、火曜日
展示替期間は休館、夏期・冬期休あり
備考
月曜日・火曜日・2月8日は休館、2月11日・2月24日は開館
入場料一般 600円、中学生・高校生・大学生 400円
会場美術愛住館
http://aizumikan.com/
住所〒160-0005 東京都新宿区愛住町2-5
アクセス東京メトロ丸の内線四谷三丁目駅2番出口より徒歩3分、都営新宿線曙橋駅A1出口より徒歩8分
電話番号03-6709-8895
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