終了した展覧会・イベントです

「アイヌの美しき手仕事」展

日本民藝館
終了しました

アーティスト

芹沢銈介
日本民藝館創設者の柳宗悦(1889-1961)は、アイヌ民族の工芸文化に早くから着目し、1941年には美術館で最初のアイヌ工芸展となる「アイヌ工藝文化展」を日本民藝館にて開催しました。その際に染色家の芹沢銈介(1895-1984)は、同展の作品選品や展示を任されており、自身もアイヌの手仕事を高く評価し蒐集しました。
本展では、日本民藝館の所蔵する柳のアイヌコレクションに加え、芹沢のアイヌコレクションも紹介し、併せて「アイヌを最上の姿で示した展覧会であった」と柳が評した1941年の展示を一部再現します。オヒョウやイラクサなどの靭皮繊維で織られた衣裳や、本州から渡った古い木綿に切伏や刺繍を施した衣裳、そして幾何学文様が魅力的な刀掛け帯、アイヌ玉の首飾、儀礼の際に用いられる木製のイクパスイなど、アイヌの手仕事には細部にまで豊かな想像力や深い精神性、そして卓越した造形力がみなぎります。柳がアイヌの工芸から受けた「真実なものへの強い感銘」を本展を通して共有することで、民族の多様性を尊重する社会へと繋ぐことができれば幸いです。

スケジュール

2020年9月15日(火)〜2020年11月23日(月)

開館情報

時間
10:0017:00
休館日
月曜日
月曜日が祝日の場合は月曜日開館し翌平日休館
年末年始休館
入場料一般 1200円、大学生・高校生 700円、中学生・小学生 200円
展覧会URLhttps://mingeikan.or.jp/events/special/202009.html
会場日本民藝館
http://www.mingeikan.or.jp/
住所〒153-0041 東京都目黒区駒場4-3-33
アクセス京王井ノ頭線駒場東大前駅西口より徒歩6分、小田急小田原線東北沢駅西口より徒歩15分
電話番号03-3467-4527
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