終了した展覧会・イベントです
[画像: 森栄喜 Shibboleth | I peep the ocean through a hole of the torn cardigan (capture image) 2020 Single Channel Color Video. © Eiki Mori Courtesy KEN NAKAHASHI]

森栄喜 「シボレス | 破れたカーディガンの穴から海原を覗く」

NADiff a/p/a/r/t(ナディッフ アパート)
終了しました

アーティスト

森栄喜
※こちらの展示は8月に開催延期となりました。

NADiff Galleryでは、森栄喜による新作展「シボレス|破れたカーディガンの穴から海原を覗く」を開催いたします。
 
森栄喜は、セクシャルマイノリティーをはじめとする多様性のあり方を主題とした作品を多く制作し、近年では、写真、映像、パフォーマンス作品、文章など多岐にわたる表現方法を展開しているアーティストです。パフォーマンス作品では、自らの体験や記憶を交えた「詩」の朗読や、他者との共演により、自己と他者の境界を探り、身体的な対話を試みてきました。それらは、ともすれば消えてしまいそうな小さな声を、小さな声のまま、公共に開き、そこに生まれる親密性を可視化する試みともいえます。
 
本展で初めて披露する新作のサウンドインスタレーション作品は、森がこれまで行ってきたパフォーマンス作品から派生した思いや問いかけが、制作の出発点となっています。会場では、言語化さえされてこなかったような、すぐに過ぎ去ってしまう光景、ほんのささやかな思いを綴った言葉が、合言葉(Shibboleth)となり、様々なバックグラウンドを持つ男性たちによって、たどたどしい発音で繰り返し発せられ、重なり合い、響き合っていきます。言葉から声へ、そして音へと変容し、言葉が抽象性や匿名性を高めつつも、集積や共有を経て、「親密な音/開かれた合言葉」へ向かう過程を、本展にて体感して頂ければ幸いです。
 
さらに本展では、書評専門紙「週刊読書人」連載の短篇「Letter to My Son」の書籍化を記念して、展示期間限定で『Letter to My Son』(発行:KEN NAKAHASHI)のNADiff特別限定版の販売を行います。会期中はトークイベントの開催も予定しております。新作展とあわせてお楽しみください。

スケジュール

2020年4月11日(土)〜2020年4月19日(日)

開館情報

時間
12:0020:00
休館日
月曜日
月曜日が祝日の場合は月曜日開館し翌日休館

オープニングパーティー 2020年4月11日(土) 19:00 から 20:30 まで

入場料無料
展覧会URLhttp://www.nadiff.com/?p=18212
会場NADiff a/p/a/r/t(ナディッフ アパート)
http://www.nadiff.com
住所〒150-0013 東京都渋谷区恵比寿1-18-4 NADiff A/P/A/R/T 1F
アクセスJR山手線・埼京線恵比寿駅東口より徒歩6分、東京メトロ日比谷線恵比寿駅1番出口より徒歩7分
電話番号03-3446-4977
関連画像

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