終了した展覧会・イベントです

ときたま 「たね」

コミュニケーションギャラリーふげん社
終了しました

アーティスト

ときたま
このたび、コミュニケーションギャラリーふげん社では、2020年11月19日(木)から11月29日(日)まで、ときたま写真展「たね」を開催いたします。

ときたまは、出版社に勤務後、編集プロダクション社長、季刊写真誌『デジャ=ヴュ』発行人を経て、フリーのアーティストになりました。1993年よりコトバの作品をハガキに印刷する「ときのコトバ」を毎週制作し始め、2020年9月30日までに1108号発行しています。写真家がカメラで風景を切り取るように、コトバを使って世界をスナップする「ときのコトバ」は、アーティスト・ときたまの代名詞とも言える作品です。活動はさらに広がりを見せ、2015年以降はプラ板を使って1500点以上の立体作品「プラたま」を制作しています。

本展は、ときたまの全編iPhone写真による写真集「たね」の出版を記念した展覧会です。

ときたまは、2016年からiPhoneでスナップ写真を撮り始めます。「撮るために歩くんじゃなくて、歩いていて、たまたま撮る」、「「あっ!」と思ったら何でも撮る」スタイルで、青空、銀杏、桜、公衆電話、工事現場、レストラン、富士山、電車、パフェ、落とし物など、日常生活の中で目に映ったものはオールジャンルで撮影しています。撮影場所は、生まれ育ち現在も暮らしている東京・恵比寿や、渋谷・広尾・代官山・青山周辺の「お散歩コース」や、旅行で赴いた日本各地です。

2016年から、アフターコロナまでをカバーした2020年5月までの膨大なデータからプリントした約5000枚の中から、391点が写真集に収録されました。本展では、写真集に収録されている写真を中心に、写真集とは異なる編集と体裁で、「たね」の世界を表現します。

ときたまは、「日々は、いつもと 面白い と たまたま の「たね」でできている」と語ります。iPhoneという、今や誰でも手にしているデバイスで、気負わず撮り続けられた写真群は、人生に偶然に降りかかる悲喜劇を肯定し、人間という存在そのもののおかしみを受け入れる軽やかさと祝祭感があります。それは30年近く制作を続けている「トキのコトバ」にも通じるものですが、それが画像となることで、さらにボーダーを超えていき、そのエスプリは鑑賞者へとよりダイレクトに訴えかけるのではないでしょうか。日常に潜む「たね」を見つける視点は、彩り豊かな人生を送るためのヒントと希望をもたらしてくれます。

写真展会場では写真集『たね』を販売いたします。また、会期中には、キュレーター・美術評論家の南條史生さんをお招きしてギャラリートークを開催します。

[関連イベント]
1. めぐたまTV「飯沢耕太郎の千夜一夜」特別編 ときたま『たね』
日時: 11月22日(日)19:00から配信
*会場観覧 500円
2. ギャラリートーク ときたまx南條史生(キュレーター/美術評論家)
日時: 11月28日(土)14:00から
参加費: 1000 円(要予約)
※イベント詳細・お申し込み方法は公式ホームページよりご確認ください。

スケジュール

2020年11月19日(木)〜2020年11月29日(日)

開館情報

時間
12:0019:00
土曜日・日曜日は18:00まで
休館日
月曜日、祝日
備考
11月27日は21:00まで
入場料無料
展覧会URLhttps://fugensha.jp/events/201119tokitama/
会場コミュニケーションギャラリーふげん社
https://fugensha.jp/
住所〒153-0064 東京都目黒区下目黒5-3-12
アクセス東急目黒線・東京メトロ南北線・都営三田線・JR山手線目黒駅西口より徒歩17分、JR山手線目黒駅西口より東急バス「元競馬場前」下車徒歩1分
電話番号03-6264-3665
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