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[画像: 「かぐや姫の物語」 © 2013 畑事務所・Studio Ghibli・NDHDMTK]

「高畑勲展―日本のアニメーションに遺したもの」

新潟県立近代美術館
終了しました

アーティスト

高畑勲
絵を描かない監督が、どのようにして歴史に残るアニメーションをつくったのか。

長編初監督作品となった「太陽の王子 ホルスの大冒険」(1968)で、大人の鑑賞にたえる壮大なスケールの映像世界を作り上げた高畑は、アニメーションにおける新しい表現領域をつぎつぎに開拓していきました。70年代には、「アルプスの少女ハイジ」(1974)や「赤毛のアン」(1979)などのテレビ名作シリーズで、日常生活を丹念に描写する演出手法を通して、ファンタジーとは一線を画した豊かな人間ドラマの形を完成させます。80年代以降は、物語の舞台を日本に移し、「じゃりン子チエ」(1981)、「火垂るの墓」(1988)、「平成狸合戦ぽんぽこ」(1994)など、日本の風土や庶民生活のリアリティーを表現するとともに、日本人の戦中・戦後の経験を現在から問い直すような力作を次々に発表します。遺作となった「かぐや姫の物語」(2013)ではスケッチの線を生かした描法に挑み、従来のセル画様式を乗り越える表現上の革新を達成しました。

本展では、常に今日的なテーマを模索し、新しい表現方法を追求した高畑の演出術に注目し、制作ノートや絵コンテなどの未公開資料も紹介しながら、その多面的な作品世界の秘密に迫ります。
(展覧会期は9月18日~10月31日から9月18日~11月14日に変更になりました)

スケジュール

2021年9月18日(土)〜2021年11月14日(日)

開館情報

時間
9:0017:00
休館日
月曜日
月曜日が祝日の場合は月曜日開館し翌日休館
展示替期間・年末年始休館
備考
9月20日は開館
入場料一般 1500円、大学生・高校生 1300円、中学生以下・障害者手帳提示 無料
展覧会URLhttps://takahata-ten.jp/
会場新潟県立近代美術館
https://kinbi.pref.niigata.lg.jp/
住所〒940-2083 新潟県長岡市千秋3-278-14
アクセスJR信越本線長岡駅大手口より中央環状線くるりんバス「県立近代美術館」下車徒歩2分、JR信越本線長岡駅大手口よりバス(センタープラザ・日赤病院方面行き)「日赤病院前」下車徒歩5分
電話番号0258-28-4111
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