終了した展覧会・イベントです
[画像: 「暗やみの色」オープニング映像より(演出:西郡勲)]

「リバイバル上映『暗やみの色』」

日本科学未来館
終了しました
※本展示はオンラインでの事前予約が必要です(上映日の1週間前から上映開始15分前まで)
日本科学未来館(略称:未来館、館長:浅川智恵子)は、2021年6月26日(土)から7月25日(日)まで、今年で没後10年を迎える音楽家レイ・ハラカミさんが音楽を担当したプラネタリウム作品「暗やみの色」をリバイバル上映します。「世界で最も先進的」と評されたプラネタリウム投影機、MEGASTAR-II cosmosが生み出す圧倒的にリアルな星空と、レイ・ハラカミさんの浮遊感あふれる電子サウンドの心地よい調和を、約15年の時を経て堪能できる貴重な機会です。

「暗やみの色」は、「見えるもの、見えないもの」に注目したプラネタリウム作品。夜空を、赤外線や電波、X線など最先端の天文学の視点を借りて「見て」みると、暗やみもさまざまなもので満たされていることがわかります。さらに、それでも見ることのできない暗黒の物質ダークマターについて、理論的なモデルによるシミュレーション映像を加えて、“見えないもの”の存在が感じられる作品です。プラネタリウム・クリエーターの大平貴之さんらが監修し、未来館のドームシアターで2005~2007年に上映されました。未来館ではその制作にあたり、ファンから絶大な人気を得ていたレイ・ハラカミさんを音楽担当として迎え入れました。さらに作品コンセプトに共鳴した詩人の谷川俊太郎さんやバンド「クラムボン」の原田郁子さんらとともに半年弱の制作期間を経て、2005年12月17日に公開。翌年にはサウンドトラック「暗やみの色」がリリースされ、没後10年がたった今でも、レイ・ハラカミさんの名盤として多くの人から愛されています。

今回のリバイバル上映に当たって、谷川俊太郎さんは「映像と音楽と言葉で捉えきれない闇に迫るプロジェクトは、その時代の科学とともに何度でも更新されて行くだろう」というコメントを寄せています。時代が大きく変わっても輝き続けるレイ・ハラカミさんの音楽は、「変わっていくもの、変わらないもの」についても私たちを思索の旅にいざなってくれるでしょう。

スケジュール

2021年6月26日(土)〜2021年7月25日(日)

開館情報

時間
10:0017:00
休館日
火曜日
祝日は開館
年末年始休館
備考
土曜日・日曜日・祝日のみ開催、事前予約制
入場料一般 940円、18歳以下・未就学児 310円
会場日本科学未来館
https://www.miraikan.jst.go.jp/
住所〒135-0064 東京都江東区青海2-3-6
アクセスゆりかもめテレコムセンター駅北口より徒歩約4分、りんかい線東京テレポート駅より徒歩約15分
電話番号03-3570-9151
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