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佐野文彦 「そこには何か見えたか」

などや恵比寿
終了しました

アーティスト

佐野文彦
国内外で、建築のみならずデザインやインスタレーションなど領域をまたいだ活動を行っている佐野文彦。京都の数寄屋建築の名工、中村外二工務店に弟子入りしてから独立し、現在に至るまでの様々な経験によってつちかわれた、素材を見る力、活かす力、素材そのものの美しさなどを引き出す力、それらを見立てる力の上に、その素材や場所が持つコンテクストが立ち現れるような作品を発表し続けています。

佐野は数寄屋建築の職人を経た後に、建築家であり作家になるという、素材を探す、素材を選ぶ、素材を加工する、素材を組み上げるといった、一般に建築を設計する上では経験してこない、素材と向き合う長い時間を通じて、ものとの対話を数寄から素材、茶の湯、見立て、もの派と思想を繋ぎ表現してきました。

本展では、素材そのものに対して手が加えられることの行為をテーマとした作品を発表します。
自然崇拝や一種のアミニズムにも見られるような「もの」と自分の関係性の構築と、素材そのものの意味の変化に焦点が当てられています。それは佐野の出身地である奈良県中部には多くの古式神道の跡が残り、今も多く目にすることも関係しているのかもしれません。自然物と佐野が作り上げる唯一無二の状況をぜひご覧ください。

スケジュール

2021年10月22日(金)〜2021年11月28日(日)

開館情報

休館日
イベントにより異なる
備考
開廊時間 12:00〜18:00、金曜日・土曜日・日曜日・祝日のみ開廊
入場料無料
会場などや恵比寿
https://www.nadoya.jp/
住所〒150-0021 東京都渋谷区恵比寿西1-17-14
アクセス東京メトロ日比谷線恵比寿駅2番出口より徒歩3分、JR山手線・埼京線恵比寿駅西口より徒歩4分、東急東横線代官山駅南口より徒歩4分
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