終了した展覧会・イベントです

「ひろがる墨 ― 五彩に出会う」

茨城県天心記念五浦美術館
終了しました

アーティスト

浅見貴子、横山大観、竹内栖鳳、小川芋銭
中国より伝来した墨は日本の美術史に大きな影響を与え、近代以降も横山大観や竹内栖鳳をはじめとする多くの画家が墨に魅了され、各々が独自の視点で新しい表現に挑んでいきました。岡倉天心は代表的著作『The Book of Tea(茶の本)』の中で、「禅宗が水墨画を好んだのは、抽象を愛する心の表れである」と述べており、墨のもつ抽象性が、多様な表現や解釈を可能としたといえます。「墨に五彩あり」とされるように、墨は黒単色として捉えられるのではなく、墨の諧調が織り成す色合いは観る者の想像力を刺激して様々な色彩を感じさせます。私たちは作品ごとに異なる墨色、にじみやぼかし、グラデーションを活かした様々な墨の表現と出会うことができるでしょう。

本展では、茨城県近代美術館の所蔵作品を中心に、日本で伝統的に用いられてきた墨に作家たちがどのように向き合ってきたのか、どのような表現が編み出されてきたのか、その多彩な墨の世界を紹介します。

スケジュール

2021年7月28日(水)〜2021年9月26日(日)

開館情報

時間
9:3017:00
休館日
月曜日
月曜日が祝日の場合は月曜日開館し翌日休館
備考
8月9日・9月20日は開館、8月10日は休館
入場料一般 730円、70歳以上 360円、大学生・高校生 520円、中学生・小学生 320円、障害者手帳提示と付き添い1名 無料
展覧会URLhttp://www.tenshin.museum.ibk.ed.jp/02_tenrankai/01_kikaku.html
会場茨城県天心記念五浦美術館
http://www.tenshin.museum.ibk.ed.jp/
住所〒319-1702 茨城県北茨城市大津町椿2083
アクセスJR常磐線大津港駅よりタクシー7分
電話番号0293-46-5311
関連画像

各画像をタップすると拡大表示します