終了した展覧会・イベントです

「パビリオン・トウキョウ 2021『水明 / Suimei』」

浜離宮恩賜庭園
終了しました

アーティスト

妹島和世
東京都と公益財団法人東京都歴史文化財団アーツカウンシル東京、パビリオン・トウキョウ2021実行委員会は、「TokyoTokyo FESTIVALスペシャル13」の1つとして、「パビリオン・トウキョウ2021」を実施します。 「パビリオン・トウキョウ2021」は、世界にまだ知られていない日本文化の魅力を世界に伝えるためのプロジェクトです。近年、世界各地で活躍し注目を集めている日本人の建築家6名とアーティスト2名に、それぞれ独自のパビリオンを設計してもらい、新国立競技場を中心とするエリアに設置し、未来の建築やアートとして紹介します。制作される8つのパビリオンには、それぞれの建築家、アーティストたちの東京の未来への願いが込められ、観客は地図を片手に宝さがしのように、あるいは散歩のかたわらパビリオンを巡ることができます。

浜離宮恩賜庭園は、潮入の池(海水を導き潮の満ち引きによって池の趣を変える池)とふたつの鴨場をもつ江戸時代の代表的な大名庭園です。
妹島和世(1956年~)は、汐留の高層ビル群を背に広がるこの伝統的な庭園を「歴史と現代という東京のふたつの側面にふれることができる場所だ」と確信し、多様な水場をもつ庭園に合わせて、曲水(平安時代の庭園にあった水路)をイメージしたパビリオンを設計しました。
鏡面の水路に浅く張られた水は、空や周囲の風景を映してきらきらと輝きます。設置されたのは明治初期に整備された迎賓館「延遼館」があった場所です。タイトルの「水明」は、澄んだ水が日や月の光で美しく輝く様子を示す言葉です。東京のこれまでを映しながらも常に変わり続ける水面から、清らかな未来を想像できるように、という期待が込められています。
妹島和世は建築内外の関係をつなげ、様々な人がそれぞれの時間を過ごせる公園のような空間を設計し続けている、日本を代表する建築家です。
会場: 浜離宮恩賜庭園 延遼館跡

パビリオン・トウキョウ2021会場: ビクタースタジオ前、国際連合大学前、旧こどもの城前、代々木公園 パノラマ広場付近、kudan house 庭園、浜離宮恩賜庭園 延遼館跡、高輪ゲートウェイ駅改札内、渋谷区役所 第二美竹分庁舎、明治神宮外苑 いちょう並木入口、ワタリウム美術館 向かい側の空地

スケジュール

2021年7月1日(木)〜2021年9月5日(日)

開館情報

時間
09:0017:00
休館日
年末年始休園
入場料一般 300円、65歳以上 150円、都内在住・在学の中学生・小学生以下 無料
展覧会URLhttps://paviliontokyo.jp/
会場浜離宮恩賜庭園
https://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index028.html
住所〒104-0046 東京都中央区浜離宮庭園
アクセス都営大江戸線築地市場駅A1出口より徒歩8分、ゆりかもめ線汐留駅東口より10分、JR新橋駅汐留口より徒歩12分
電話番号03-3541-0200
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