「工芸・Kôgeiの創造 - 人間国宝展 - 」

和光ホール

poster for 「工芸・Kôgeiの創造 - 人間国宝展 - 」
[画像: 今泉今右衛門 色絵雪花墨色墨はじき四季花文花瓶 (11×25.2×高さ19㎝)]

このイベントは終了しました。

毎年春に開催する、陶芸、染織、漆芸、金工、木竹工、人形といった工芸分野の重要無形文化財保持者(人間国宝)の作品が一堂に会するこの展覧会も、今回で六回目を迎えます。日本の工芸の特色は、豊かな自然を背景に人々の生き方と渾然一体となって固有の美意識を形成していくところにあります。作り手は、多様な自然素材と語らいながらその特性を生かし、自身の高度な技を駆使して自らの芸術性を表現していきます。その日本独自の伝統文化は、途切れることなく現代まで連綿と受け継がれています。近年、人々に恵みをもたらすはずの自然が、私たちを脅かす存在となる出来事が多く発生しています。新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐための自粛生活が長く続き、誰もが閉塞感を抱えています。一方で、普段ならまったく気付かなかった、何気ない日常生活の愛おしさや大切さを感じる特別な機会になったとも考えられます。出品作家を代表して、陶芸家の十四代 今泉今右衛門さんに今回の展覧会についてお話を伺いました。「日本の伝統工芸は長年、人の暮らしの中に息づいてきました。自然との共存の中で造られたものは、人々の手に触れられ、大切に使われ、生活に彩りを添え、日本の大切な文化の一翼を担ってきたように思えます。人の暮らしは移り変わります。伝統も生きて流れているものです。常に時代、人の暮らしに向き合い、新たな可能性に挑むことが我々伝統工芸にたずさわるものの責務です」。今展では、人間国宝の方々が、その技と美を余すことなく表現した作品が出品されます。渾身の大作から日々の生活空間を豊かに彩る作品にいたるまで、作り手の深い想いが込められた秀作の数々を一望できる稀有な展観です。手わざの美しさ、そして素晴らしさを再確認でき、また、日常の暮らしの中に新たな楽しみを見つける場にもなることでしょう。

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スケジュール

2021年04月08日 ~ 2021年04月25日

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