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[画像: 茶室「五庵」設計:藤森照信〈本プロジェクト案〉 撮影 播本和宜 / 木奥恵三]

「パビリオン・トウキョウ 2021『茶室 五庵』」

ビクタースタジオ
終了しました

アーティスト

藤森照信
※本展示は事前予約が必要です。詳細は公式ホームページよりご確認ください。

東京都と公益財団法人東京都歴史文化財団アーツカウンシル東京、パビリオン・トウキョウ2021実行委員会は、「TokyoTokyo FESTIVALスペシャル13」の1つとして、「パビリオン・トウキョウ2021」を実施します。 「パビリオン・トウキョウ2021」は、世界にまだ知られていない日本文化の魅力を世界に伝えるためのプロジェクトです。近年、世界各地で活躍し注目を集めている日本人の建築家6名とアーティスト2名に、それぞれ独自のパビリオンを設計してもらい、新国立競技場を中心とするエリアに設置し、未来の建築やアートとして紹介します。制作される8つのパビリオンには、それぞれの建築家、アーティストたちの東京の未来への願いが込められ、観客は地図を片手に宝さがしのように、あるいは散歩のかたわらパビリオンを巡ることができます。

藤森照信(1946年〜)は自然と一体となった建築を作り続けており、この茶室「五庵」では基壇を芝が覆っています。上部の外壁に用いられている焼杉は、杉材の表面を焼いて炭化させたもので、表面の炭化層が板の劣化を防ぎ耐火性を高くします。
1階の待合に入り、梯子で2階の茶室に上がると、大きな窓から新国立競技場が見えます。梯子は「にじり口」の再解釈で、暗くて狭い場所を通り、茶室という別世界に移動させる機能を持ちます。歴史家としての膨大な知識に裏付けされた「どこにもない」建築が藤森作品の魅力です。
藤森照信は、日本を代表する建築史家であるとともに、45歳で建築家としてデビューした異色の存在です。代表作に「ラ コリーナ近江八幡」の「草屋根」、「銅屋根」、「多治見市モザイクタイルミュージアム」などがあります。新国立競技場の斜向かいに建つ茶室「五庵」は、これまで藤森が数多く作ってきた茶室の最新作です。

パビリオン・トウキョウ2021会場: ビクタースタジオ前、国際連合大学前、旧こどもの城前、代々木公園 パノラマ広場付近、kudan house 庭園、浜離宮恩賜庭園 延遼館跡、高輪ゲートウェイ駅改札内、渋谷区役所 第二美竹分庁舎、明治神宮外苑 いちょう並木入口、ワタリウム美術館 向かい側の空地

スケジュール

2021年7月1日(木)〜2021年9月5日(日)

開館情報

休館日
イベントにより異なる
備考
開場時間 11:00〜19:00、土曜日は12:00〜19:00、事前予約制
入場料
展覧会URLhttps://paviliontokyo.jp/
会場ビクタースタジオ
https://victorstudio.jp/studio/
住所〒150-0001 東京都渋谷区神宮前2-21-1
アクセス都営大江戸線国立競技場駅A3出口より徒歩7分、東京メトロ副都心線北参道駅2番出口より徒歩10分、JR中央・総武線千駄ヶ谷駅より徒歩10分
電話番号03-3403-0111
関連画像

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