王舒野 「非認識的視覚の瞬間」

日本橋髙島屋 6F / 美術画廊X

poster for 王舒野 「非認識的視覚の瞬間」
[画像: 王舒野「時空ヌード・即(150)」 194.0×130.3㎝、油彩、キャンバス、2020年]

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このたび高島屋では、「王 舒野(ワン シュウイエ)展―非認識的視覚の瞬間」を開催いたします。

王 舒野氏は1963年中国黒龍江省に生まれ、北京中央工芸美術学院(現・清華大学美術学院)を卒業後、1990年に来日。それから10年間は作品の発表はせずに、宗教・哲学など東西の精神世界の探究と独自の絵画表現の創出に専心しました。2017年には現住の鎌倉のアトリエとは別に、中国の最先端アートシーンの中心をなす北京の798芸術区にも広大なアトリエを構え、現在、日中で精力的な活動を行っています。

自身の理想とする思想哲学を、絵画などの美術作品による視覚化した表現で追求し続けている王氏は「世界の見方」にこだわります。「見る」という観念と行為を解体し、人間のあらゆる知識や感情を不純物として取り除き、改めて私たちの目の前に「見る」ことを提示します。そこで私たちは、母親の胎内から生まれ出て初めてこの世に接した赤子のように無垢な精神で、世界の原形とも言うべき王氏の作品と対峙します。その作品世界を導き出す為の、王氏の創り出す独特の絵肌は、今までの美術史の文脈には見られない特異な表現でありながら、無限の可能性と宇宙の奥底に潜む普遍の真理を呼び覚ますような感覚を与えてくれます。

高島屋では7回目となる今回の個展では、油彩画や鉛筆・パステルによるドローイングのほか、大きな薄い楮紙をレイヤー状に数枚重ねた立体作品と、装飾性を意識したアクリル絵具による作品を初めて発表いたします。 このパンデミックの中、国際的に注目され始めた王氏も、昨年ヨーロッパや中国で予定されていた大きな個展の中止などを余儀なくされました。世界や社会のつながりが分断される今、人間本位、自己本位的な相対的ものの見方から、区別を超える知恵としての非認識的ものの見方に転換し、感性的な体験を広めることを重視している王氏は、美術によって語ります。既存の人間の価値観の拘束から視覚を解放することで心を平らにし、新しいもうひとつのものの見方の提示を試みる王芸術の世界を、ぜひご高覧ください。

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スケジュール

2021年03月24日 ~ 2021年04月12日
開館時間 10:30〜19:00

アーティスト

王舒野

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