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勅使河原一雅 「ミミズの反物 by qubibi」

などや恵比寿
終了しました

アーティスト

勅使河原一雅
東京・恵比寿にある築60 年の民家を改装し誕生した、オルタナティヴスペース「などや恵比寿」では、アーティスト、勅使河原一雅(qubibi /Kazumasa Teshigawara)による展覧会「ミミズの反物 / The Worm Fabric」を2021 年9月10日( 金) – 9月26日(日)の期間開催致します。ウェブデザイナーを経て2006 年より「qubibi(クビビ)」として活動を始めた勅使河原一雅。2009 年からは作家活動を開始し、国内外の展覧会やインターネット等を通して異彩を放つ作品を発表し続けています。

勅使河原の作品群は、大きく二つの方向性に分かれています。一つは具象的なモチーフによるインタラクティブ作品。その多くが開けるだけ、転がすだけといった単一のインタラクションを基点としており、体験者が触りながら可能性を模索していく様子は、子供が繰り返し遊ぶ玩具の類に通じるものがあります。一方、2010 年に「hello world」を発表以後、ライフワークのように取り組んできたジェネレイティヴアート。プログラミングによる一回性の表現と根底に敷かれたルール性、生々しさを帯びた質感は、鑑賞者に思索に満ちた時間をもたらします。これらの異なる作品群には、体験者及び鑑賞者が、外界から遮断され、視野や時間を奪うかのような「引力」を持っているという点で相似しています。

本展では、勅使河原にとってジェネレイテイヴアートの現段階での集大成である「ミミズ」を反物にし、展示、販売致します。手に取ることができないオンスクリーンメディアを中心に作品発表を続けてきた勅使河原の作品が、生地となって人の手に渡ってゆきます。この他、会場全体を使いさまざまな手法で作品を展示します。

「などや恵比寿」は、既存の建物の外壁を開口し、室内と街の中間領域のような“ 浮遊ギャラリー”を設け、アートやデザインをはじめとする、さまざまな領域のクリエイティブを発信しています。街を行き交う多くの人々に発信することで、既存の枠組みにとらわれない物事の別側面や、新たな発想の可能性を提示します。

スケジュール

2021年9月10日(金)〜2021年10月3日(日)

開館情報

休館日
イベントにより異なる
備考
月曜日から木曜日は休廊、開廊時間 15:00〜21:00
入場料無料
展覧会URLhttps://www.facebook.com/nadoya.jp/posts/349592240168776
会場などや恵比寿
https://www.nadoya.jp/
住所〒150-0021 東京都渋谷区恵比寿西1-17-14
アクセス東京メトロ日比谷線恵比寿駅2番出口より徒歩3分、JR山手線・埼京線恵比寿駅西口より徒歩4分、東急東横線代官山駅南口より徒歩4分
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