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「生誕90年岩野勇三彫刻展 人間へのまなざし」

小林古径記念美術館
終了しました

アーティスト

岩野勇三
今年生誕90年を迎える上越市出身の彫刻家・岩野勇三(1931年~1987年)の芸術を回顧する展覧会を開催いたします。
岩野は幼いころから絵を描くことが好きで、県立高田中学校(現・高田高等学校)在学時代は油絵に熱中していました。卒業後は画家を志して上京し、姉の学校の美術教員だった彫刻家・佐藤忠良(ちゅうりょう)に師事します。やがて彫刻家を志すようになり、1955年(昭和30年)、24歳の時に出品した第19回新制作協会展で初入選を果たしました。

こうして彫刻家への一歩を踏み出した岩野は、その後、東京造形大学で教鞭をとりながら制作に励み、1980年(昭和55年)に高村光太郎大賞展で優秀賞、1986年(昭和61年)に中原悌二郎賞を受賞するなど、写実を基本としながらモデルの内面性を表現した作風で現代彫刻の一翼を担うこととなりました。

しかし、1987年(昭和62年)、岩野は56歳の若さで生涯を閉じます。最期まで人間を見つめ、発見と感動を求め続けた彫刻家人生でした。
1991年(平成3年)秋、故郷・上越市の高田城址公園内に「岩野勇三ブロンズコーナー」として岩野のブロンズ10点が設置され、永く上越市民に親しまれています。この展覧会では彫刻家・岩野勇三の初期から晩年までの作品を展示し、その生涯をたどるとともに、岩野の作品世界を紹介します。

スケジュール

2021年7月3日(土)〜2021年9月20日(月)

開館情報

時間
9:0017:00
休館日
月曜日
展示替期間・年末年始休館、祝日の翌日は休館
備考
7月17日から8月22日は無休
入場料一般 510円、高校生・中学生・小学生 260円
展覧会URLhttps://www.city.joetsu.niigata.jp/site/kokei/kokei-r3kikaku2.html
会場小林古径記念美術館
https://www.city.joetsu.niigata.jp/site/kokei/
住所〒943-0835 新潟県上越市本城町7-1
アクセス妙高はねうまライン高田駅より徒歩20分、高田駅よりバス「高田城址公園」下車徒歩5分
電話番号025-523-8680
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