植野智子「乾と水脈ー海流の果ての地で」

Art Trace Gallery

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アーティスト

植野智子

制作者である植野は、移動した土地で作品を制作してきた。縁があって行った土地や場所で、出会った植物を収集したり素材をモチーフにして、陶や版画、インスタレーションを制作する。そこの気候、人や風景、植物から、作品を構成する要素として、深く影響を受けている。また、身体的表現として、舞踏やダンスを続けてきた。行く、という行動、ローラーを廻し全身で刷るリトグラフという版画行為、また土から探す陶の製作、流木を拾いつなぎ合わせることもまた、身体的表現要素を含んでいる。移動の根幹にある、高知(時々スコールが降る雨が多い場所ー水脈)と、乾燥地帯(メキシコ、北海道ー乾)を行き来しながら、その時出会い感じた気温、土地の地形や特徴、植物の独特な形態を拾い上げて、それらの成り立ちを想いながら、感じながら、触りながら作っていく。

スケジュール

2021年4月23日(金)〜2021年5月5日(水)