「平木コレクションによる　前川千帆展」

千葉市美術館

終了しました

アーティスト

前川千帆

前川千帆（1888-1960）は、日本近代の創作版画において、恩地孝四郎・平塚運一とともに「御三家」と称された作家です。漫画家として名を成すかたわら木版画を手がけ、清澄な彫摺とユーモラスな造形により独自の創作版画を拓いた前川千帆の作品世界は、今なお色褪せない魅力を放ちます。また日本アニメ0ションのさきがけとされる「なまくら刀」で作画に関わっていたことが近年お研究で判明しており、漫画やアニメがクールジャパンの象徴として評価される今こそ再検証すべき作家とも言えます。44年ぶりの大回顧展となる本展では、浮世絵の大コレクションで知られる公益財団法人平木浮世絵財団の所蔵品を中心に、約350点から前川千帆の画業を総覧します。また、千葉市美術館のコレクションから「笑い」をキーワードに動物画や戯画、禅画を中心に紹介する「江戸絵画と笑おう」も同時開催。多彩な作品と触れ合う、和やかなひと時をお楽しみください。
※前期：7月13日〜8月15日　後期：8月17日〜9月20日

スケジュール

2021年7月13日(火)〜2021年9月20日(月)

開館情報

時間	10:00 〜 18:00 金曜日・土曜日は20:00まで
休館日	毎月第1月曜日は休館（祝日の場合は開館）年末年始休館
備考	8月2日・8月16日・9月6日は休館

入場料

一般 1200円、大学生 700円、小学生・中学生、高校生・障害者手帳提示と付き添い1名無料

展覧会URL

https://www.ccma-net.jp/exhibitions/special/21-7-13-9-20/