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「水の波紋展2021 消えゆく風景から ー 新たなランドスケープ」

ワタリウム美術館
終了しました

アーティスト

クリスチャン・ボルタンスキー、デイヴィッド・ハモンズ、檜皮一彦、ホアン・ヨン・ピン、ファブリス・イベール、JR、柿本ケンサク、川俣正
江戸時代から東京のランドスケープは火事、地震、戦争によりそのありようを変えてきた。それは、オリンピックにおいても例外ではない。 1995年に開催した「水の波紋95」展では、アート作品を青山の街に点在させ、普段は歩かない都市の裏側の魅力をみてもらうことを意識しキュレーションを実施した。 今回の「水の波紋2021」では、変わろうとしている新旧の街並みの狭間にあえて作品を配置するよう試みた。企画者である私が地元住民ということで、子どもの頃よく遊んだ公園、同級生が住んでいた団地などを多く登場させることになった。再開発によってこれらが消えていくことに少し感傷的になった感もあるだろう。 オリンピックと同時期に開催ということから展示場所の確保が難しかったが、表通りから見えない現在の街の風景と、若いアーティストたちの街への想いを作品として見ていただけると確信している。

「パビリオン・トウキョウ2021」とあわせて9月5日まで開催しているので、2つの街の企画を一緒にご覧いただける。「パビリオン・トウキョウ2021」は、建築的で青山通りを中心としているが、「水の波紋2021」では、さらに小道に入りアート作品を1つ1つ訪ねていただきたい。今回街に放ったさまざまな作品が観客の皆さんの新たな発見に繋がっていくことを願っている。

会場: 岡本太郎記念館 中庭、山陽堂書店、渋谷区役所 第二美竹分庁舎、テマエ、ののあおやまとその周辺、梅窓院、ワタリウム美術館とその周辺

スケジュール

2021年8月2日(月)〜2021年9月5日(日)

開館情報

時間
11:0019:00
休館日
月曜日
月曜日が祝日の場合は開館
年末年始は休館
入場料一般 1200円、大学生・高校生 1000円、小学生・中学生 500円、70歳以上 900円、障害者手帳提示 700円、付き添い1名 1000円
展覧会URLhttp://www.watarium.co.jp/jp/exhibition/202108/
会場ワタリウム美術館
http://www.watarium.co.jp/
住所〒150-0001 東京都渋谷区神宮前3-7-6
アクセス東京メトロ銀座線外苑前駅3番出口より徒歩5分、東京メトロ銀座線・半蔵門線・千代田線表参道駅A2出口より徒歩8分
電話番号03-3402-3001
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