「札幌美術展佐藤武」

札幌芸術の森美術館

終了しました

アーティスト

佐藤武

北海道千歳市に生まれ、現在札幌市と石狩市を拠点に活動する佐藤武（1947-）は、1980年代前半より、荒涼とした大地に塔や遺構を配した無人の都市風景を描いています。これらは旅行で訪れたインド西部の城塞都市ジャイプル、とりわけ同地の天文台遺構を着想源とするものです。以来、画家は、都市上空に浮遊する建造物や石棺、光線により崩れゆく塔など、さまざまなモチーフを取り入れて、白いキャンバスに静寂の都市を構築してきました。

本展では、人物像や室内画を手掛けた初期作品をはじめ、作家の代名詞ともいえる、ある一瞬をとらえた都市風景や、上空を切り裂く一筋の線を中心に展開する最新作に至るまでを紹介し、これまでの画家の歩みを振り返ります。また絵画のみならず、立体作品や写真、詩をあわせて展示することで、作家の制作に通底する世界観を提示し、多彩な創作活動を続ける作家の全貌に迫ります。

スケジュール

2021年10月9日(土)〜2022年1月10日(月)

開館情報

時間	9:45 〜 17:00 6〜8月は17:30まで
休館日	月曜日月曜日が祝日の場合は月曜日開館し翌日休館 4月29日～11月3日は無休年末年始休館
備考	10月は無休、11月3日以降月曜休館、12月29日から1月3日は休館

入場料

一般 1000円、大学生・高校生 700円、中学生・小学生 400円

展覧会URL

https://artpark.or.jp/tenrankai-event/r3-satotakeshi/