終了した展覧会・イベントです
[画像: ©︎KYNE]

KYNE 「KYNE KAIKAI KIKI」

Kaikai Kiki Gallery
終了しました

アーティスト

KYNE
ついに2021年4月9日、KYNEさんの個展「KYNE Kaikai Kiki」の開催です。

KYNEさんとのプロジェクトは、2020年の秋に、版画をTonari no Zingaroで販売し始めてから、着々とゴールに向かって走って来ました。
この個展は、KYNEさんとGALLERY TARGETと我々Kaikai Kiki Galleryとの、待ちに待った共同事業。

KYNEさんは、2006年から登場した肖像画を中心とした作家です。一見するとJulian Opieや江口寿史さんの作風に似ておりますが、そのコンセプトの裏付けとしては、彼が学んできた日本画の線描、それと福岡という彼の出生の地におけるヤンキー文化、そしてそのヤンキー文化との親和性におけるグラフィティーの世界観、又、プライベートな立場での憧憬と、公的な立場でも拒絶など、複雑な想いが作品に封じ込められています。
そして、彼の成り立ちには常に福岡のローカルな、ファッション文脈との交流が濃厚です。又、Lifestyle &インテリアマガジンCasa BRUTUSとの関係性も強く、日本の文化人達の琴線に触れています。

彼のアート界での事件は、2019年のアートフェア東京で、GALLERY TARGETにて展示した時に、コレクターの皆が開場とともに脱兎の如く走って行って、即完売となったニュースでした。
GALLERY TARGETは作品を販売する際に数年間の転売を禁止する縛りの契約をつけており、中々セカンダリーマーケットに本画(本物のペインティングの意味)が出てくることがありません。なのでその分版画が急騰してしまい、今版画マーケットでは売値が10〜20万円台だったのが、200〜300万円台にまでなっています。
それは、GALLERY TARGETやKYNEさんにおいてもそれほど愉快なことではないとのこと。そこに僕らも関わることで、膨らみきったニーズ、渇ききった喉を潤わせるために、版画を供給してみて、マーケットの安定化、正常化への導線引きをし、且つ本画の価値の意味を問う、ということをやろうとしています。
2020年11月から2021年4月まで、毎月3種ずつリリースして行き、そして、4月にKaikai Kiki Galleryで本画の個展を行うという。
このストーリーラインでやって来て、いよいよのゴールです。
2021年春、世は、「アートバブル」とやかましく、東京のローカルオークションでは、若手アーティスト達の価格はグイグイ上がっており、そのリーダーシップはKYNEさんがとっています。過去、現在、未来、アーティストの価値とは、人生全ての時間を使った勝負です。今回の展覧会でKYNEさんは、大きなJUMP UPを望んでいるハズ。ブランディングによるアップグレードだけでは無く、ARTの真髄を発散してくれるハズです。僕とのコラボ作品もありますので、新作の数々を見てみて下さい。

スケジュール

2021年4月9日(金)〜2021年4月28日(水)

開館情報

時間
11:0019:00
休館日
月曜日、日曜日、祝日
備考
日曜日・月曜日・祝日は休廊
入場料無料
会場Kaikai Kiki Gallery
http://gallery-kaikaikiki.com/
住所〒106-0046 東京都港区元麻布2-3-30 元麻布クレストビル B1F
アクセス東京メトロ日比谷線広尾駅1番出口より徒歩8分、都営大江戸線・東京メトロ南北線麻布十番駅7番出口より徒歩13分
電話番号03-6823-6038
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