「ビーズ　アイヌモシㇼから世界へ」

終了しました

貝殻や木の実や石やガラスなどさまざまな素材から作られるビーズ。見せる目的でものとものをつなげたものを、ビーズと定義します。ビーズは、今から10万年前に誕生して現在にいたるまで、人びとの美への希求や人と人とのつながりを示すために利用されてきました。本展覧会では、国立民族学博物館および国立アイヌ民族博物館所蔵の民族資料と北海道内の考古資料などを中心に、世界における多様なビーズの歴史とその役割について紹介します。同時に、世界のビーズとアイヌのビーズを比較することによって、アイヌ文化の特徴を世界に発信していきます。このことは、現生人類ホモ・サピエンスの文化の特質を理解する機会にもなるでしょう。今回の展示では、アイヌモシㇼという地域文化に焦点を当てながら、地球上に普遍的にみられるビーズをとおして、「人類とは何か」という基本課題を正面から追求するものです。

スケジュール

2021年10月2日(土)〜2021年12月5日(日)

開館情報

時間	9:00 〜 18:00 冬季は17:00までその他の土日祝および夏季は20:00まで※変動あり ※最新情報は公式ウェブサイトへ。
休館日	月曜日月曜日が祝日の場合は月曜日開館し翌日休館年末年始休館

入場料

一般 300円、高校生 200円、中学生以下・障害者手帳提示と付き添い1名無料

展覧会URL

https://nam.go.jp/exhibition/floor2/special/beads2021/