終了した展覧会・イベントです
[画像: 井上舞『だましだまし』 2020 雲肌麻紙、墨、水干絵具、岩絵具 162 x 231 cm ©INOUE Mai]

井上舞 「さまよう果てに」

ギャラリー桜林
終了しました

アーティスト

井上舞
ギャラリー桜林では2021年3月20日(土)より井上舞「さまよう果てに」を開催致します。
井上舞は、1993年大阪府生まれ。2017年に京都市立芸術大学美術学部美術科日本画専攻を卒業し、2019年に京都市立芸術大学大学院美術研究科絵画専攻日本画を修了しました。現在、大阪府にて制作を行っています。
井上舞は、これまで東洋のモチーフをベースに、異質なものを組み合わせ再構築する作品を描いてきました。たまたま図書館で手に取った盆栽の本をきっかけに、生まれ育った工場郡の風景を重ね、盆栽と機械を組み合わせた作品「メカ盆栽」を描いた。その発展として、制限のある鉢の中で展開される世界や、盆器の絵付け、入れ子構造、フレーミングを重要視し、自身の作品を捉える制作を続けています。
井上舞の描く絵画は、東洋のモチーフや古典の物語の中に、自然と人工、陰と陽、新と旧など様々な要素が交錯する独特な世界が表現されています。また描かれる植物は、まるで人や生き物の血管や神経路を思わせ、生命観をも有している感覚を覚えます。
2016年「第34回上野の森美術館大賞展」絵画大賞、「シェル美術賞2016」入選(東京)を始め、2019年「FACE展2019損保ジャパン日本興亜美術賞展」入選(東京)、「artKYOTO2019」(京都)ザ・リッツ・カールトン京都でのレセプション展示、近況では2021年「京都 日本画新展2021」にて奨励賞・京都商工会議所会頭賞、令和2年度京都芸術新人賞を受賞するなど、注目の作家として高い評価を受けております。
本展では、このようなコロナ禍において「今、この時、自分自身にしか感じとることができない感覚」(令和3年元旦 京都新聞に寄稿)として、井上舞がたどり着いた最新作「だましだまし」など十数点の他に、「淀郡」、「対」など代表作も同時に展示致します。

スケジュール

2021年3月20日(土)〜2021年5月23日(日)

開館情報

時間
10:0016:30
休館日
水曜日
備考
開廊時間 10:00〜16:00、5月5日は開廊
入場料無料
展覧会URLhttps://www.facebook.com/events/1045117506016252/
会場ギャラリー桜林
https://izumotaisha.or.jp/gallery/
住所〒309-1634 茨城県笠間市福原2001 常陸国出雲大社 桜林館1F
アクセスJR水戸線福原駅より徒歩11分
電話番号0296-74-3000
関連画像

各画像をタップすると拡大表示します