宮下サトシ、酒井智也、乙うたろうは、それぞれ東京、瀬戸、神戸を拠点に活動。ともに1990年前後に生まれた若手陶芸家たちです。宮下の呼びかけによって集い、陶芸という同じ分野で活動しながらもそれぞれ異なるアプローチを試みる3人ですが、そこには共通点があると言います。それは、幼少期から映画やアニメ、マンガなどの「仮想世界」への興味が、制作のための大切なモチベーションになっていること、そしてその仮想世界を表現するのに陶という素材、形態が必要不可欠だということです。本展では3人の「仮想世界」とのつながりや経験から、作家たち自身が「仮想世代陶芸」というテーマを掲げました。
本展出品作品は、会場のほか、ECサイト「OIL by 美術手帖」でもオンラインでご購入が可能です。