終了した展覧会・イベントです

「琉球の横顔 ― 描かれた『私』からの出発」

沖縄県立博物館・美術館
終了しました

アーティスト

池原清子、久場とよ、中島イソ子、西村立子、上原よし、砂川喜代、石垣克子、ローラ・キナ、エミリー・ハナコ・モモハラ、喜屋武千恵、山川さやか、遠藤薫、胡宮ゆきな、泉川のはな、寺田健人、仁添まりな
アジア諸国と交易をおこなっていた琉球王国時代から、沖縄は独自の文化を形成してきました。しかし、日本の一部となった後の1932年、沖縄出身の久志芙沙子の小説『滅びゆく琉球女の手記(原題は「片隅の悲哀」)』が婦人公論に掲載されると、ハジチなどの習俗に対する表現をめぐり、在京の沖縄県学生会から抗議が起こり、未完のままとなりました。

本展は、89年前に久志がすくった「弱者への差別や偏見」という問題を21世紀の今日に受け止め、表現の限界に迫る方法論を実践するアーティストを取り上げます。沖縄系ハワイ移民をルーツに持つアメリカの作家や1977 年に発足した沖縄女流美術家協会の作家、沖縄県立芸術大学などで学んだ作家の作品など、約50点を展示します。沖縄美術の多文化的な側面と可能性を感じていただき、アートの新たな展開を楽しんでいただけることと思います。

スケジュール

2021年11月3日(水)〜2022年1月16日(日)

開館情報

時間
9:0018:00
金曜日・土曜日は20:00まで
休館日
月曜日
月曜日が祝日または慰霊の日の場合は月曜日開館し翌日休館
年末年始休館
備考
1月10日は開館、1月11日・12月29日~1月3日は休館
入場料[博物館常設展]一般 530円、大学生・高校生 270円、沖縄県外在住の小学生・中学生 150円
[美術館常設展]一般 400円、大学生・高校生 220円、沖縄県外在住の小学生・中学生 100円
企画展はイベントにより異なる
会場沖縄県立博物館・美術館
https://okimu.jp/
住所〒900-0006 沖縄県那覇市おもろまち3-1-1
アクセスゆいレールおもろまち駅より徒歩10分
電話番号098-941-8200
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