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「松平不昧 生誕270年 茶の湯の美」

出光美術館
終了しました
※新型コロナウイルス感染症の状況に鑑み、4月27日(火)より当面の間、臨時休館いたします。再開時期を含む最新の情報は、公式ウェブサイトまたはハローダイヤルでご確認をお願いいたします。

鎌倉時代に禅宗とともに中国より請来された喫茶の風習は、室町時代・桃山時代・江戸時代と時が流れてゆく中で、侘び・寂びなど日本人の美意識を反映しながら「茶」の文化を形成してゆきます。そして、茶の湯が発展すると同時に、数々の美術品が賞玩され用いられてきました。足利将軍家を中心とした茶の湯では唐物が好まれ、侘茶の始祖とされる珠光(1423? - 1502)をはじめとする茶人や武将らに好まれたことにより、高麗物や和物にも光が当てられるようになります。やがて千利休(1522 - 91)によって侘茶が大成されると、その精神は古田織部(1544 - 1615)らに大きな影響を与えます。さらに、江戸時代には小堀遠州(1579 - 1647)や松平不昧(治郷、1751 - 1818)らによって、新しい茶の湯として形づくられてゆきますが、時代によって人々の趣向・好みが、変わる様子もうかがえます。
2021年は、大名茶人・松平不昧(まつだいら ふまい)の生誕270年の記念の年です。本展では、雲州松平家の蔵帳である『雲州蔵帳』をはじめ、不昧が蒐集した茶道具とともに、出光コレクションにおける茶の湯の名品を厳選し、日本人が憧れ好んだ掛物や花生、茶入や茶碗、水指など、茶の湯にまつわる美術をご紹介します。

スケジュール

2021年4月13日(火)〜2021年5月30日(日)

開館情報

時間
10:0017:00
休館日
月曜日
備考
5月3日は開館
入場料一般 1200円、大学生・高校生 800円、中学生以下 無料(ただし保護者の同伴が必要です)
会場出光美術館
http://idemitsu-museum.or.jp/
住所〒100-0005 東京都千代田区丸の内3-1-1 帝劇ビル9F
アクセスJR山手線有楽町駅国際フォーラム口より徒歩5分、東京メトロ有楽町線有楽町駅B3出口より徒歩3分、都営三田線日比谷駅B3出口より徒歩3分
電話番号050-5541-8600
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