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「疫病・たいさ〜ん ! 江戸の人々は病いとどう向き合ったか」

3331 Arts Chiyoda
終了しました
アーツ千代田 3331では、千代田区内で行われる重要な祭礼行事「神田祭」「山王祭」の時期にあわせ、地域の歴史や文化を紐解き、その魅力を発信する特別企画展を2013年より開催してきました。本年は、「疫病退散の願い」をテーマにした展覧会「疫病・たいさ〜ん!江戸の人々は病いとどう向き合ったか」を開催する運びとなりました。

人間にとって変わらぬ願い「疫病退散」は、時代によってどのように表されてきたのでしょうか。

三密、クラスター、ソーシャルディスタンス...聞き慣れない言葉が次々と出た2020年、江戸後期の妖怪 アマビエが時を超え突如として現代に現れました。病いの原因や治療法が定かではなかった江戸時代から高度医療社会となった現代に至るまで、たとえ危機の只中にあっても、人間は笑いや楽しみを求め、知恵と工夫で日々の暮らしを守り、前に進んできたのかもしれません。

本展では、感染症がたびたび蔓延した江戸時代に着目し、パンデミックが当時の暮らしや文化にもたらした影響や、禍に立ち向かい打ち勝とうとした江戸の人々の姿をご紹介します。

江戸庶民と神仏の関係や祭に込めた願い、魔除けの赤を用いた疱瘡絵(ほうそうえ)や麻疹絵(はしかえ)、麻疹と戦う麦殿大明神の登場など、現代から江戸時代へ時を移して、疫病退散の願いから生まれた様々なものを見てみましょう。そこには、いまを乗り切るアイデアや心をときほぐす鍵があるかもしれません。

※実物資料と複製を交えた展示です。

会場: 1F 104ほか

スケジュール

2021年4月17日(土)〜2021年5月16日(日)

開館情報

休館日
イベントにより異なる
備考
開館時間 11:00〜18:00、会期中無休
入場料無料
展覧会URLhttps://kanda.3331.jp/2021/
会場3331 Arts Chiyoda
http://www.3331.jp/
住所〒101-0021 東京都千代田区外神田6-11-14
アクセス東京メトロ銀座線末広町駅4番出口より徒歩3分、東京メトロ千代田線湯島駅6番出口より徒歩3分、JR秋葉原駅電気街口より徒歩11分
電話番号03-6803-2441
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