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[画像: ©篠田優]

篠田優 「有用な建築」

表参道画廊
終了しました

アーティスト

篠田優
篠田優は長野県出身、現在東京を中心に活動を行っている写真家です。本展覧会では、篠田が2017年より継続的に撮影している長野県松代町に取材した写真群から、太平洋戦争末期に建設された大本営跡の壕内に残された掘削痕を黒白フィルムで撮影したシリーズ、壕の掘削時に搬出されて投棄された「ずり(廃石)」をカラーフィルムで撮影したシリーズを出展いたします。

篠田は、2015年から現在まで三浦半島、房総半島に残された本土決戦用の陣地を含む遺構群を、大型カメラなどを使用して取材してきました。本展出品作はそれらの写真群の延長線に位置づけられています。

精細な描写によって写真のもつ記録能力を活かし、徐々にその数を減らしつつある戦争の痕跡をアーカイブするような写真群は、写真における記録の限界や、写真の発展とも重なり合う近代という時代へと、問いを発するための手がかりとなることを期するものでもあります。

スケジュール

2021年5月10日(月)〜2021年5月15日(土)

開館情報

時間
12:0019:00
休館日
日曜日
最終日は17:00まで
入場料無料
展覧会URLhttp://omotesando-garo.com/link.21/shinoda_05.html
会場表参道画廊
http://omotesando-garo.com/home.html
住所〒150-0001 東京都渋谷区神宮前4-17-3 アーク・アトリウムB02
アクセス東京メトロ千代田線・半蔵門線・銀座線表参道駅A2出口より徒歩5分、東京メトロ千代田線・副都心線明治神宮前駅5番出口より徒歩8分、JR山手線原宿駅竹下口より徒歩11分
電話番号03-5775-2469
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