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[画像: 「老松(黄)」2021年4panels×169.5×93.5㎝ カンバスに墨と絵具]

山本浩二 + 大月光勲 「“鬼の角を切る” とはどういうことか展」

永井画廊
終了しました

アーティスト

山本浩二、大月光勲
代々能とも縁の深い樂家十五代樂吉左衞門(直入)氏が、友人である大月光勲氏がこれまでのご高配に対する御礼として制作された鬼の面と対峙し、面の凄まじい迫力を前に、さらに “鬼の角を切る” 提案をし、それに応えた「夜(や)風(ふう)鬼(き)ー角切りー」。
それは「鬼には角が有る」と云う概念を覆したのみならず、切断痕を残す事によって異化効果を生む能面と転化した逸話を伺い、当代名人同士の呼吸から生まれた “美の結晶” と深く感心した。
本展は、このいきさつに感銘を受けた山本浩二氏と大月光勲氏で、改めて “鬼の角を切るとはどういうことか” 試行錯誤のなかから、本作を前に新たなインスピレーションによる美の創造ができないかと企画された展覧会である。
自然に学び、美のエキスを抽き出す「アナザーネイチャー」、能舞台鏡板制作をきっかけに日本の伝統を模索するなか生まれた「老松」、各シリーズで知られる画家。
世阿弥以来の先達の精神と向き合い、数百年の型の伝統を継承しながら、現代美の新たな創造を目指す当代を代表する能面師。 “名人が名人を知る” 両者の競演が、伝統を現代に生かし未来へ連なる機会になることを期待したい。

スケジュール

2021年4月15日(木)〜2021年4月29日(木)

開館情報

時間
11:0019:00
休館日
日曜日、祝日
備考
開廊時間 10:00〜18:00
入場料無料
展覧会URLhttp://www.nagai-garou.com/n_exhibition/202104_2/index.html
会場永井画廊
http://www.nagai-garou.com/
住所〒104-0061 東京都中央区銀座8-6-25 河北新報ビル5F
アクセスJR新橋駅銀座口より徒歩3分、東京メトロ銀座線・丸ノ内線・日比谷線銀座駅A2出口より徒歩5分、都営大江戸線・ゆりかもめ汐留駅西口より徒歩7分
電話番号03-5545-5160
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