終了した展覧会・イベントです
[画像: 大石芳野 壊れた窓からのぞく少女 (コソボ、1999年)ⓒ Yoshino Oishi]

「大石芳野写真展 瞳の奥に - 戦争がある - 」

武蔵野市立吉祥寺美術館
終了しました

アーティスト

大石芳野
写真家・大石芳野は約40年余りにわたり、戦争の犠牲になった人々を取材し、悲惨な傷跡に苦しむ声に向き合い、レンズを向けることで、平和の尊さを問い続け、子どもたちの悲しみやつらさ、悔しい思いを全身で受け止め、その未来をもカメラに収めて来ました。本展では、戦禍に苦しむ世界の子どもたち、そして、武蔵野市内をはじめ、少年少女時代に第二次世界大戦の犠牲となり、苦しみを抱えつつも戦後を生き抜いてきた国内の人々の姿を取り上げます。

大石は、被写体の内面を写し出したいときにモノクロームを選択することが多いといいます。枯葉剤、不発弾、虐殺、破壊、民族浄化、紛争…。ベトナム、ラオス、カンボジア、アフガニスタン、コソボ、スーダンと、子どもたちの真剣で鋭い瞳が伝える、「戦争はもう嫌だ」というメッセージが、作品を通して多くの人に届くように。東京、沖縄、広島、長崎…。彼らの少年少女時代に、第二次世界大戦がありました。人々が心身に受けた深い傷は、今もなお癒えることはなく、子どもの頃のまま、その瞳には「戦争をもう繰り返してはならない」という魂の叫びが宿っています。

「みんな昔は子どもだった」と大石はいいます。本展に際して、大石は子どもの頃に戦争を体験した、武蔵野市内に住む7人を新たに取材。大石のレンズ越しに私たちに届く、7人の先達の瞳から、「平和であることの尊さ」が伝わるようにと切に願います。

スケジュール

2021年10月16日(土)〜2021年11月28日(日)

開館情報

時間
10:0019:30
休館日
毎月最終水曜日・年末年始は休館
備考
10月27日・11月25日は休館
入場料一般 300円、高校生・中学生 100円、小学生以下・65歳以上・障害者手帳提示 無料
展覧会URLhttp://www.musashino-culture.or.jp/a_museum/exhibitioninfo/2021/09/10.html
会場武蔵野市立吉祥寺美術館
https://www.musashino.or.jp/museum/
住所〒180-0004 東京都武蔵野市吉祥寺本町1-8-16 FFビル7階
アクセスJR中央線・総武線・京王井の頭線吉祥寺駅北口より徒歩3分
電話番号0422-22-0385
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