セイコーハウスホール恒例の日本ジュエリーデザイナー展も、今年で11回目を迎えることとなる。
本展覧会を主催する日本ジュウリーデザイナー協会は、会員である作家達の技術の向上を目指しつつ、創作ジュエリーの普及活動を行ってきた草分け的存在だ。和光ホールにおけるビエンナーレで、日常生活の中でも装着できるジュエリーを数多くの人々に紹介してきた功績は大きい。近年はその活動の舞台を積極的に海外へも広げ、設立40周年を迎えた昨年は、イタリアのヴィチェンツア・オロジェンマ展への出展も行っている。
今回の展覧会の大きなテーマは「NAGOMI(和み)」。心に語りかける和みのジュエリーということで、120名を超える応募者の中から厳選した63名の作品を一堂に集めて展示する。「選考にあたっては、作家個人のデザインポリシーを大事にしながら、ジュエリーとしてふさわしい機能を十分に持ち、身に着けて楽しく、生活を豊かにする作品を選んでいます。そして、全体的に単調な傾向にならないよう、さまざまな色調や素材、デザインをご覧いただけるようにも心がけています」と語る三木氏。繊細な技巧のクラフト的な作品から宝飾的な香りの強い作風、あるいは音色を楽しむジュエリーなど、美しく創造力豊かな表現には、一つひとつ異なるメッセージが込められているに違いない。
こうしたジュエリーは、置いた状態で見る場合と身に着けた時では印象が違ってくるものだ。そのため、展覧会では作品に触れ、自分に合ったジュエリーをお選びいただくことができる。
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