児玉画廊|白金映像、写真を主として活動するスイス人アーティスト、ウナ・ゼーマンの日本初個展「モンテウッド・ハリヴェリタ」を開催いたします。
ウナ・ゼーマンの最新映像作品「モンテウッド・ハリヴェリタ」は1900年代、スイスのアスコーナの丘に実在した、芸術家、思想家、菜食主義者ら様々な理想を掲げた人々の集うユートピア的コミュニティーを題材にしています。世紀末を経て、 そして更なる近代化の潮流の中、 ヨーロッパを支配していた父権的文明の反動として、「モンテ・ヴェリタ」(真実の山)と呼ばれたその丘で彼らは自由と理想を求めました。
作品タイトルである 「モンテウッド ・ ハリヴェリタ」 は「モンテ・ヴェリタ」と「ハリウッド」を混成させた造語ですが、この作品で「モンテ・ヴェリタ」の世界観を現代の「ハリウッド」と融合させる事で、当時彼らが求めた理想と、そこにある矛盾や倒錯を浮き彫りにしてみせます。
これまでヨーロッパを中心に作品を発表し、着実に評価を得て来たウナ・ゼーマンですが、その作品からは、敢えて過剰に仕上げられたような印象の中に社会的な現実と理想を分析する透徹な視線が伺えます。日本初個展となる今回、最新の写真作品もあわせてご紹介いたします。
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