そごう美術館1921(大正10)年、東京に生まれた谷内六郎は、1955(昭和30)年に第1回「文藝春秋漫画賞」を受賞して、周囲の注目を集めます。そして翌年2月に『週刊新潮』が創刊されると、谷内の絵がその表紙を飾り、1981年の突然の死去まで表紙絵の連載は1号も休むことなく続けられました。
谷内六郎というとまず、25年以上にわたり手がけていた『週刊新潮』表紙絵が思い出されますが、それと並行してさまざまな仕事を行なっていました。例えば、自らの絵と詩による絵本作り、雑誌などへの挿絵、100冊以上もの本の装幀、また企業から依頼された新聞広告やポスターデザインなど、その内容は幅広く、膨大な仕事量となります。
本展では、初期の油彩・水彩作品をはじめ、『週刊新潮』表紙絵、また『週刊新潮』と同時期に行なった自身の創作や装幀デザイン、そして家族との絆を物語るおもちゃなど、300点以上もの絵画、参考資料などにより谷内六郎の軌跡をご紹介します。これまで見たことのない谷内六郎に出会えることでしょう。
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