ZAIM「NO MATTER」はジョルジオ・サドッティと市川武史の共同個展で、日本 、Gallery Yujiro ロンドン、そしてイタリア、ローマへと巡回します。
この展覧会は、それぞれのフィールドで一目置かれている2人の重要な現代美術のアーティストを組み合わせたもの。市川は日本人の成長中のアーティストで、サドッティはイギリスで立身したアーティストだ。両アーティストともに、その作品はものすごくコンセプチュアルである。そのコンセプトとアイデアは伝統的な美学やマテリアルに関してのアイデアの上を行くものだ。あるときには、作品自体がアートのオブジェクトを必要とせず、証拠としてのドキュメンタリーによってのみ明示される。
この展覧会の目的は、コンセプチュアルアートをサドッティと市川の作品の類似と相違を通して再考察すること、また、日本と英国という異文化をとおして、対話を展開し、他国へと旅をすることでコンセプチュアルアートの多様性を発見し、展開することにある。
展覧会の内容は、ノー・マターによって構成される、市川の浮遊彫刻と、それをもとにつくられるライブオーディオ・ポエトリーのパフォーマンス。サドッティは市川の作品を相乗、対比するように、壁の輪郭に沿って、チェーンのようにポスターを展開する。はたまた、他のポスターではページの中心にむかって、レボリューションという言葉が廻っている。彼の作品は、言葉遊びであり、また、「ノー・マター」で遊んでいる。遠回しにロバートスミンソンの彫刻スパイラル・ジェッティをも示唆しているといえる。このポスターには、サイト・スぺシフィックなパフォーマンスおよびオーディオによる彫刻作品が伴う。とくべつに日本、英国、そしてイタリアを結ぶ展覧会のために。たとえばサドッティはロンドンのロイヤルカレッジオブアートのコミッションのために、バイオリン・サイレンという作品を提供し、展覧会の会期中断続的にパフォーマンスが行われた。これは3人のバイオリニストがバイオリン用に特別に作曲された、耳をつんざくような救急サイレンの音を奏でながら、静観であるという特徴をもった「ギャラリー」というスぺースをきびきびと闊歩するものだ。
オープニングパーティー: 4月3日(土) 19:00-21:00
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