PGI三好耕三は現代日本を代表する写真家です。「私の写真は旅から生まれる」と語る作者は、軽やかに車を走らせ日本全国津々浦々を旅して、心惹かれる光景に出会うと8x10インチ判の大型カメラをすばやく組み立てて写真を撮影してきました。四半世紀を超えてひたすら大型カメラで写真を撮り続けている作者は、「いつもとおなじように、時は過ぎ、景色は変わり、私は移動する」という旅を続けています。三好耕三の作品は、目に映る光景そのものを写し出し、その風土の奥底に横たわる「時のながれ」や日本人の「心」をも現しています。そして、見る人の潜在意識と響き合い、心地よい緊張感と落ち着きをもたらしています。8x10インチ判の大型カメラを使い始めた当初から、大判のネガにも関わらずコンタクトプリントを好まなかった三好は、20x24インチ(全紙サイズ)のプリントを制作しています。数千枚に及ぶ8x10インチのネガは、積み上げると作者の背丈を超えると云います。この膨大なネガの中から、「日本: 津々浦々」の写真を選び出したのが今回展示される作品です。本展では、40余点のモノクローム作品を展示致します。
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