Totem Pole Photo Galleryこのシリーズはムービー作品の新作で、今回は「Tokyo Mid Ⅰ」、「Tokyo Mid Ⅱ」の2作品を上映します。作品のロケ場所は、ミッド・トウキョウの象徴でもある東京・丸の内、大手町エリアです。日本の首都でもあり、ビジンスの中心、交通の基点ともなっているこのエリアは、とても象徴的な場所です。高橋ジュンコの他の作品でもテーマとしている”社会の中の個人の存在”というコンセプトにおいても、最適なロケ場所が選択されました。そして、場所柄セキュリティの厳しさも承知の上で、あえてここで撮影が行われました。
2作品で制作上の共通しているのは、撮影する時刻を夕方の明るさが変化する時間帯(10~15分間)で、長回し撮影を行なったという事です。時間の移り変わりの中、モデルとなる女性が同じ姿勢で佇んでいます。そのイメージは、”個人の存在”と”彼女の回りを流れ行く物事”との対比を表わしているかのように見えます。交差点で撮影され、人や車が行き交うイメージとして、適している場所であり、佇む女性と道行く人々との対比が見てとれるシーンは、少々アイロニカルな雰囲気も漂って見えます。
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