写大ギャラリー女性フォト・ジャーナリストとして世界の戦禍の中に生きる人々を取材し、発表を続ける大石芳野。大石は1980年、81年にポル・ポト政権崩壊(1979 年)後も混乱が続くカンボジアを何度となく訪れる。そして、ポル・ポト政権による大量虐殺の爪あと、苦悩をつづけるカンボジア人の姿を克明に取材し、カメラで記録する。1981年には写真集「無告の民-カンボジアの証言」として出版(岩波書店)し、この作品で1982年に日本写真協会年度賞を受賞する。その後の大石の活動の起点ともなった力作である。
今回、写大ギャラリーではこの写真集にある作品から展示構成する。いまだ止むことのない人類の悲劇をあのポル・ポト時代で見つめ直し、さらに、フォト・ジャーナリスト大石芳野の原点を探る。
展示作品: モノクローム・プリント 約50点
ギャラリートーク
5月19日(土)、14:00~16:00
講演: 大石芳野
【画像: 「カンボジア・タイ国境」 1980年1月 ©大石芳野】
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