CLEAR GALLERY TOKYOCLEAR GALLERYでは大城カズの展覧会を開催いたします。今回は新作を含めた、日本で作品を見ることができる貴重な機会になります。
大城カズは沖縄県で生まれ、現在はロスアンゼルスを拠点に活動している、国際的に注目されている作家です。 大量生産された既製品にも思える作品は、立体的に組まれるキャンバスに描かれた絵画です。
彼の作品はあらゆるパラドックスを内包しています。作品のモチーフはある生活を彷彿させる多弁な存在でありながら、終焉のない静寂を秘めています。爆音を轟かせるアンプからは音が流れないどころか、その物理的重量すら持ち合わせません。また、これら作品に精密に描かれている汚れや色褪せ、塗装の跡からは時間の経過や見えぬ所有者の姿が感じられますが、全てが模倣であり、虚像だということに気付かされます。大城の作品はこのように様々な矛盾をはらみ、鑑賞者が抱く先入観を裏切ります。
大城カズの作品は、現代を多義的に捉え、表現しています。社会が抱える虚構と現実、様々な矛盾が表裏一体となって現れているその作品は、鑑賞する我々の存在意義そのものを問うことになるでしょう。
アーティスト・レセプション: 7月18日 (金) 18:00-21:00
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