山梨県立美術館アーティスト
浅井忠、黒田清輝、久米桂一郎、ミレー、ピサロ 他
19世紀フランスで活躍したミレーやバルビゾン派の画家は、田園風景や農民の姿を描きました。この時代、都市に住む人々にとって、田園風景はノスタルジックな思いをかき立てるものでした。そのため、絵画にあらわされた農村は理想郷とみなされ、収穫された穀物や干し草を積み上げた大きな山は大地の恵みとされました。この画題は、ジュリアン・デュプレやレルミットらサロンで活躍した画家たち、さらにはモネやピサロといった印象派の画家たちにも継承されました。一方、日本の洋画家、浅井忠、黒田清輝、久米桂一郎らは、ミレーやピサロからの影響を受け、田園風景を描きました。明治後期から昭和初期に制作された洋画や日本画、南画、ポスターや写真でも、農耕・田園主題は重要なテーマのひとつでした。
本展は、山梨県立美術館所蔵のミレー「落ち穂拾い、夏」と埼玉県立近代美術館所蔵のモネ「ジヴェルニーの積みわら、夕日」を核として構想されました。19世紀フランス絵画や近代日本絵画の名品約150点で、「近代絵画に見る自然と人間」を多角的に紹介します。
関連イベント
-講演会1「田園讃歌 ミレー、モネの「積みわら」を中心に」
講師: 島田紀夫(ブリヂストン美術館館長/本展監修者)
日時: 5月4日(日・祝)
会場: 総合実習室(申し込み不要、聴講無料)
-講演会2「近代絵画に描かれた『積みわら』」
講師: 賀川恭子(当館学芸員)
日時: 5月25日(日)
会場: 総合実習室(申し込み不要、聴講無料)
-担当学芸員のギャラリー・トーク(全3回)
日時: 4月19日・5月6日・5月17日 14:00
場所: 特別展示室(申し込み不要、本展チケットが必要)
-シルバー・アートレクチャー(全2回)
日時: 5月6日・5月17日 13:00~13:30
会場: 総合実習室(申し込み不要、聴講無料)
この他にも多数イベントが予定されています。詳細は美術館サイトをご覧下さい。
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