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日本ではあまり知られていない芸術の組織、その一つが美術の映像アーカイブである。欧米では70年代からアーティストのグループなどが始め、国や地方自治体の援助を得てアーカイブとして運営されている機関が大都市にほぼ一つの割合で存在している。ミアカビデーアーカイブは、老舗アーカイブのひとつ、ロンドンのLUX(ラックス)ディレクター、ベンジャミン・クック氏と、所属アーティストミシェル・カラン氏をお呼びして、活動内容や他の所属作品などを紹介。クック氏は、ロンドンの一般の映画館での予告編の上映時間にヤン・フードンなどのアート作品を上映するプロジェクトや、フリーズアートフェアとのコミッションで内外のキュレーターにビデオ作品のプログラムを作成依頼し上映するなど、様々な興味深いプロジェクトを遂行。レクチャーでは一般的なアーカイブと一線を画すラックスの活動について語る。
MICHAEL CURRAN " LOOK WHAT THEY DONE TO MY SONG"同時開催として、ミシェル・カランの作品をザイム地下にて上映展示。"LOOK WHAT THEY DONE TO MY SONG"(私の歌に彼らが何をしたのか見て)は、60年代のヒットソングのタイトル。
本作品は、”悪魔は音楽を怖れてる””私の歌に何をしたの?””感じるためにはどう感じたら良い?”の三曲から構成。
実際のロンドンの画廊の中にセットを作り、演奏家と歌手を雇って.演奏を早めたり遅くしたり、反復したりという一連のマニュピレーションを映像に撮った。密室である劇場としてのセットと、楽器、演奏家、 三人のシンガー。完成した作品は曲の操作そのものから生まれるリズムと、その対極にある静寂、演奏家にただようそこはかとない危機感がドラマへの期待を感じさせる。本作品は、ロンドンのマッツギャラリーとのコミッションプロジェクト。アーツカウンシルイングランドの助成により実現。
LUX ディレクター ベンジャミン・クック レクチャー
日時:2008年2月19日(火) 19:00 -
会場:ZAIM 1階交流サロン
500円
[画像: Courtesy of the artist and the Matt's Gallery, London]
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