PGIアーティスト
五十嵐一晴、竹之内祐幸、ないとうようこ、三吉和寿
若手写真家をグループ展企画の形で紹介する「Making, Marking, Mapping -次世代へのアプローチ-」展は、今回で二回目となります。Vol.2では五十嵐一晴・竹之内祐幸・ないとうようこ・三吉和寿の4人の作品を展示致します。
フォト・ギャラリー・インターナショナルは1979年のオープンから国内外を問わず多くの写真家の作品を紹介してきました。30年を経て、特にここ数年の変化はめまぐるしいものがあります。技術の発達やデジタルの浸透、それに伴うフィルムや印画紙の減少をはじめ、ハードとソフトの両面において写真を取り巻く環境は大きく変化しました。そんな中、表現方法もその幅に広がりを見せています。
旅をして、気になる場所を見つけるとシャッターを押す、という三吉和寿は、「写真を撮ることは、意味を解釈することではなく、『それ』自体を歪曲せずに直視すること」であり、「『他者』と『自分』をつなぐ接点との出会いなのかもしれない。」と語っています。また、竹之内祐幸は「偽物と本物が、よく見ると違和感や不自然さを持ちながら、折り合いをつけて共存しているということ」に興味をいだき写真に写します。被写体こそそれぞれですが、彼らの「そこにあるものをそのままに視る」という姿勢に違いはありません。四人の作家に共通するのは、写真を撮ることによって自分たちを取り巻く社会環境が、過去から続いて来た結果だということを見つめ直しているところでしょう。「記録」という写真本来の機能を使って、地図をなぞりながらまた新たな見方を発見しもう一度記録するその行為は、まるで新しい地図を作るようです。
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