TOTOギャラリー・間「せんだいデザインリーグ 卒業設計日本一決定戦」は、北海道から沖縄まで、全国の学生が卒業設計を出品し、公開審査によって日本一の作品を決定するイベントです。2003年に第1回が開催され、これまで難波和彦、伊東豊雄、石山修武、藤森照信、山本理顕の各氏を審査員長に迎え、今年で7回目を迎えました。今回は527組が出品し、公開審査日には3500名の学生がせんだいメディアテークに集結し、日本でもっとも規模の大きい卒業設計のイベントとして成長を続けています。「卒業設計日本一決定戦」は、学校代表の作品を並べて終わりではなく、個人が自由に参加できる場です。生涯で一度だけ参加できる卒業設計の甲子園だからこそ、忘れがたい祝祭として盛り上がるのでしょう。
今年も、模型、ドローイング、映像などを用い、「卒業設計日本一決定戦」のエッセンスがギャラリー・間で再現されます。会場では、今年の上位入賞者の作品のほか、過去のほぼすべての出展作のデータを閲覧できます。つまり、現在のすぐれた卒業設計の水準がわかる展覧会となります。もちろん、仙台のイベントを見ていない人は、会場の熱気を追体験できる絶好の機会となります。今回の審査でも白熱した議論が展開され、今年は関西勢の連覇を阻み、初めて本州の外に日本一の栄冠が与えられました。ぜひ、会場に足を運んでいただき、みなさんもあなたの日本一を考えていただければ、と思います。そして建築家の卵である学生の作品がギャラリー・間において展示されることは、出展者のみならず、これから卒業設計にとりくむ学生にとって創作への大きな励みになるでしょう。
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