Shintaro Akatsu Gallery1965年、ベルギーのシント=トルイデン生まれのアーティスト、コン・ヴァマケレン。子供のころより芸術、特に彫刻に興味をもつと同時に科学にも関心を示し、孵卵器をプレゼントとしてもらうほどでした。小さい頃から制作をスタートし、アートと科学の融合を通じて存在に関する根本的な疑問への答えの追求を始めることとなったのです。
ヴァマケレンの作品は人種差別やグローバリズム、種概念や個人の意味など多岐にわたるテーマに言及しています。ビデオ、写真、インスタレーション、ペインティングやドローイングなど様々なプロセスや素材を用いて、作家自身のマルチメディアな言語を通じた表現を続けています。その中でも彫刻、特にガラスを中心的なメディアとしています。
このように様々な手法を使い制作にあたるヴァマケレンの作品に共通し、核となるのは、鶏と卵。科学、哲学、そして倫理という土台で大胆不敵なプロジェクトを生み出してきました。「Cosmopolitan Chicken Project」という代表作では、世界に存在する全ての種類の鶏を掛け合わせた"超雑種"の鶏を作り出すということに試みました。彼の作品の真髄である科学と芸術を交えた実験を貫いたこの作品は4つの付属したプロジェクト、「バーチャル・クロッシング、エクスペリメンタル・クロッシング、ウォーキング・エッグ、アクシデント」から構成されています。
この展覧会ではヴァマケレンの「Ectoplasma」や「Medusa」といった新作も紹介されます。さらにドローイング、コラージュ、写真など、日本初公開の新作も含まれています。
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