練馬区立美術館練馬区に関係の深い作家と作品を紹介する「ねりまの美術」シリーズの第23回展として、練馬区に長く居住した「中尾 彰(なかお・しょう)」の展覧会を開催します。
1904 年(明治37年)に津和野で生まれた中尾彰(1904-1994)は独学で絵を学びますが、1931年(昭和6年)の第1回独立美術協会展入選以来、独立美術協会を中心に油彩画を発表し、 1949年(昭和24年)には同協会会員に、また、1992年(平成4年)には同協会会員功労賞を受賞しています。このような画家としての活動の一方で、 1935年頃から文芸同人誌「日暦」に参加して詩文を発表。また1941年(昭和16年)から子供のための美術運動を展開し、児童出版物に執筆するとともに教科書や新聞の挿絵などを多数手がけました。しかし、多くの作品が戦中はもとより戦後も火災によって失われており、これまでその画業はあまり取り上げられることがありませんでした。
今回の展覧会では、中尾彰にゆかりの深い島根県立石見美術館・練馬区立美術館・茅野市美術館の共同企画により、油彩画約60点を中心に、絵本・童画などをまじえて、画家としての生涯を振り返り、その全貌に迫ります。
ギャラリートーク(学芸員とサポーターによる作品解説)
2月21日、2月28日(手話通訳付)、3月14日、3月28日の各土曜日 14:00〜
[画像:「 残塁(旧満州)」(1931) 油彩・カンヴァス 50.0×60.5cm 島根県立美術館蔵]
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