東京画廊+BTAPこの度、東京画廊 + BTAPでは4月21日(水)より『東京画廊 + BTAPカタログアーカイブ II』展を開催いたします。今年の2月に開催した展覧会に続く本展では、過去の展覧会で制作された広報用のポスターを一部展示いたします。
東京画廊は1950年に日本初の現代美術画廊として銀座に開廊し、以来、半世紀以上にわたって展覧会活動を行って参りました。1956年の鳥海青児展、57年の萬鐡五郎展、加山又造展など、当初中心的に扱ったのは、近代日本の具象絵画でした。しかし美術評論家・溝口修造の勧めにより、1958年に斎藤義重展を開催。以降、フォンタナ、ポロック、イヴクラインなど、欧米の現代美術作家をいち早く日本に紹介し、また岡本太郎、白髪一雄、篠原有司男、高松次郎、吉原治良など、日本の現代アートをその後牽引してゆくことになる作家を取り上げてきました。70~80年代には、関根伸夫、李禹煥、菅木志雄、小清水漸などによる『もの派』の活動に焦点を当て、日本の現代美術を国内外へ紹介するなど、東京画廊は戦後日本美術の展開と重なるようにして、歴史を歩んできました。
開廊60周年を迎えるにあたって、東京画廊 + BTAPは過去の展覧会資料のアーカイブ化を行っています。今年の2月に開催した『カタログ・アーカイブ展』では、これまで弊廊が出版してきたカタログ図版をご紹介いたしました。本展では、アーカイブ展第二弾として、開廊当初から制作していた広報用ポスターを皆様に公開いたします。これらのポスターは、カタログと同様に杉浦康平、田中一光に制作を依頼していたものです。作品画像を思い切りよく画面に配置し、独自のデザイン性を貫き通す一連のポスターは、当時の日本美術の風潮を生き生きと蘇らせます。
会期中は画廊スタッフが展示スペースで資料整理を行いますが、その作業と並行しつつ、画廊の豊かな資料全体を公開し、皆様にご覧いただけるような交流の場を生み出したいと考えております。
本展が皆様の研究活動の一助となることを願っております。皆様のご来場を心よりお待ち申し上げます。
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