ミュゼ浜口陽三・ヤマサコレクション浜口陽三は、20 世紀を代表する版画家の 1 人です。1950 年代にフランスに渡ってカラーメゾチントという新しい銅版画の技法を編み出し、この技法を用いた作品によって世界的なコンクールで次々と大賞を獲得しました。見る人がすっと包み込まれるような、静謐さをたたえた作品は今でも世界中に知られています。
冬のコレクション展では、浜口陽三の銅版画を紹介するほか、少年時代の絵画類を展示します。千葉県銚子市で育った浜口は、「大きな絵より、小さくても真実の絵を描きたい」と小学校の絵の先生に語ったそうです。現存する絵は、水彩や色鉛筆のドローイングで、題材の多くは身近な静物や風景です。中には大正のモダンな風俗を感じさせるモチーフもあり、後の銅版画に通じるような特色も見出せます。未来のある少年の目に重ねるようにしてご鑑賞ください。小学校時代の作品は 25 点ずつ前期、後期に分けて展示します。銅版画約50点と、芸大時代の油彩1点、最晩年に描いた「かもめ」の油彩(未完成)を展示します。
[イベント]
●モノクロームメゾチント体験教室(初心者向け)
2011年12月10日(土) 14:00~17:00
講師:江本創(アーティスト)
定員:20名(抽選) 参加費:1800円+入館料
申込み:往復はがきにて申込み ※11/28(月)必着
●銅版画自由教室(経験者向け)
2011年12月11日(日) 14:00~17:00
定員:15名(抽選) 参加費:500円+入館料
申込み:往復はがきにて申込み ※11/28(月)必着
まだコメントはありません