山本現代アーティスト
宇川直宏、西尾康之、村山留里子、小林香織 他
今回の展覧会では、所属作家+他による、様々な形式で制作された平面作品を集めてご紹介いたします。
「支持体と絵の具」によるイメージの生成に留まらず、写真、コラージュ、レリーフ、鉛筆画などの他、その後の絵画及び所謂平面作品は、より生活に近い形態である切り絵、刺繍などにまで回帰しつつ再解釈によって、拡がりをみせています。その他、アウトサイダーアートでなくとも細密画や、古典的な墨絵や大和絵の形式をメディアしたスペクタクルを平面上に展開する作品も、めずらしくなくなりました。更に00年代には、最新テクノロジーで描かれた絵画や映像、ネット上にある(ネット上にしかない)作品(「作品未満の作品」)まで、その表現方法は平面性への純化からも物理的原理からも解放され、様々に拡散しています。それらは時折、最新技術を駆使したものであっても、近代的な枠組みをとばして、むしろそれ以前の、より原始的で根源的なものへ繋がろうとしているようにも思えます。
今回の展覧会タイトルにある「VISIONS」は、【視覚】【視力】という実際的な意味を持つと同時に、【幻影】【未来像】【展望】という意味を含んでいます。また「RECOLLECTIONS」は、【記憶】という意味と同時にここでは【再・収集】という意味を孕んでいます。
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